第4話 『おおかみさんとおつう先輩の恩返し』 [オオカミさんと七人の仲間たち]
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まずはあらすじを ↓
ある日、鶴ヶ谷おつうさんがメイド好きの生徒たちが見守る中、
御伽銀行の前を楽しげにお掃除しておりました。
すると場外に打たれた野球ボールが運悪くおつうさんめがけて飛んでいきました。
突然の出来事に助けが間に合わないと誰もが思ったその瞬間、
亮士くんの機転で難を逃れるおつうさん。
その日の夕方、亮士くんが自宅のドアを開けると、
メイドがご主人様の帰りを待っていたのでした。
冒頭は、何やら怪しげな様子のオオカミさん。
どうやらお気に入りの恋愛小説を買いに来た模様。
誰かに見られると恥ずかしいので、変装してるんだとか。
余計目立つわw
<亮士くんの受難>
扉を開けると、そこにはメイドさんがいました。
そして、数々のご奉仕が。
着替えの用意、りんごアーン、そして極め付けには添い寝…
視線恐怖症の亮士にとっては地獄ですね。
困った彼はオオカミさんと林檎に相談し、2人は放課後、
亮士の家について行くことにします。
ちなみに、亮士の住んでいる寮はおかし荘と言って、
彼の叔母・雪女が切り盛りしているんだとか。
外見はアパートっぽいです。
ご飯などは、他の生徒達と一緒に彼女の家で食べるみたいですね。
これが雪女。
実は、オオカミさんが好きな小説の作者でした。
なかなか男らしい感じの人です。サインをくれたりと、随分気前が良いですね。
オオカミさんが亮士のことを好いているのも、見抜いちゃったりw
ところでおつうはというと、奉仕のせいで一睡もしていなかったために、
熱を出して倒れてしまいました…。
<おつうの過去>
子供の頃、おつうには兄のように慕っていた男の子がいました。
しかし、彼はトラックに轢かれそうにになった彼女を庇い、亡くなってしまいます。
それ以来、彼女は『恩』に過剰に反応するようになり、
恩を借りた相手に、必要以上の奉仕をしてしまうようになったのだとか。
<仲間>
この先、おつうがもう無理をしないためにはどうしたらいいか。
御伽銀行の皆で考えた結果、彼女が返せないくらい恩を売ってしまおうという案が出ます。
ということで、皆でご奉仕だw
「俺達は仲間だぞ。
恩を売るとか返すとか、そういう関係じゃねぇだろ───」
オオカミさんにそう言われ、涙ぐむおつう。
仲間なんだから、「ありがとう」という言葉だけで十分ですね。
彼女もようやくそのことに気が付いたようです。
こうして、亮士は数日ぶりに安らかな眠りを手に入れましたとさ。
めでたしめでたし。
*おかし荘に住む他の生徒
兄妹の一線を越えたヘンゼルとグレーテルw
ちなみに、兄のヘンゼルが生徒会長で、妹のグレーテルが書記を務めてます。
他にも、謎の少女・白鳥まひるとかもいるんだとか。気になるわ-。
そして、雪目の旦那である若人はその昔、『史上最強の村人A』って呼ばれてたらしい。
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