第19話 『無限連鎖のアポトーシス』 [Steins;Gate]
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(;゚Д゚)
では、以下レビューです↓
「忘れないで。
貴方はどの世界線にいても、1人じゃない。私がいる」
何というか、今回は気の滅入る展開ばかりでしたね。
前回のほのぼのっぷりは、どこへ行ったんでしょうか(苦笑)
まゆしぃのために、何度も時間移動を行うオカリンも、
コミマに行き、まゆしぃの死を見届けることになった紅莉栖も、
会ったこともないFBのために、任務を遂行する萌郁も、
皆重くて苦しくて…正直見てるのが辛い。
実を言うと私、今まであんまり萌郁のこと好きになれなかったんですが、
今回の話を観て、何か申し訳ない気分になりました。
彼女はただ、寂しかっただけ。
彼女はただ、自分の居場所を守りたかっただけなんですよね。
勿論まゆしぃを殺したことは許せませんが、
萌郁もまた、オカリンと同じように…いや、もしかしたらそれ以上に必死だった。
ちらりと映ったラボメンのカットが、何とも切ないですね。
今の世界線じゃ、なかったことになってんだもんなぁ。
「馬鹿だ、お前は」
顔パン、腹キック、そしてキスで口封じ。
私自身が女ということもあり、
女性に暴力を振るうことに関しては物凄い嫌悪感があるんですが、
オカリンの心情を思うと複雑な気分になりますね。
普通だったらおかしくなっちゃっても仕方ないところを、
まゆしぃを助けたいという一心で、無理して動いてるわけで……。
きっと、私達の知らない所でもまゆしぃの死を何度も見てきたんでしょうね。
「Dメールを1つ消す度に、まゆりの死亡日が1日ずつ伸びていく」発言からも、
そのことが伺えます。
「悪かった」と謝ったのは、何だかオカリンらしくて良かったですね。
甘いと言われればそこまでですが、
まゆしぃを殺した相手だからって、暴力を振るっていい道理はないと思いますし。
やっぱり、オカリンはどこまでも優しいなぁ。
いや‐、それにしても後藤さんの演技が凄かった。
終始叫んでいたので、喉が心配ですw
「FBは、お母さんみたいな人」
ところで、ラウンダーの選考基準ってどうなってんだろ。
無作為にメール送って、返事が返ってきた人の中から選ぶのかな。
銃とか持たせたりするくせに、随分適当なんですね。
いくらなんでも、そりゃないんじゃないの?
FBが急に連絡を絶って、それっきりっていうのも腑に落ちません。
もし萌郁がそのことに憤って、
「出版社とかにSERNの情報リークしてやる!」みたいなことになったら、
どうするつもりなんでしょうか。
まぁ、信じてもらえる可能性は低いですけど…万が一なんてこともありますしね。
まさかとは思うけど、ラウンダーって本当は使い捨てだったりするんじゃ(汗)
任務が終わったら、ハイ処分。
それを防ぐために、あえて萌郁と縁を切ったのだとしたら……
ヤダ、FBカッコいい。惚れるわ!
とはいえこれは、FBの正体がMr.ブラウンって前提がないといけないんですけどw
20話の予告で意味深な表情してる、Mr.ブラウンが気になりますな~。
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