フラクタル‐11話 『楽園』 [その他]


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ヤマカン、お疲れ様。

何て言ったらいいんですかね…。
まぁ、賛否両論はあるでしょうけど、一応納得出来る終わり方でした。
いまだに、何がどうなったのかよく分かってないけど。
言いたい事は、何となく伝わってきました。


では、以下レビューです ↓


フラクタル・システムを巡った激しい攻防。
システムの再起動を強行するモーラン、阻止しようとするディアス、
混乱の渦に巻き込まれたクレインは、ある重大な選択を託される……。


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結局、世界は何も変わらなかった─────

フリュネとネッサが融合し、フラクタルシステムは再起動する。
果たしてこれで良かったのか。
残念ながら、その答えは出せそうにありません。
死んでいったディアスやスンダは、今の世界を見てどう思うのでしょうか。
残ったエンリ達は幸せそうに見えますが、
それでも「この世界は間違っている」と思うのでしょうか。

皆が納得出来る世界なんて、ありはしないんですよね。
価値観なんてものは、人それぞれ。
他人のことを全て理解したいのならば、自己を捨てなければならない。
だけど、そんなことが現実に出来るわけないし、
自己を失うということは「相手を分かりたい」と思う気持ちも、捨てることになってしまう…。
こればっかりは、努力したってどうにもなりませんね。

それでも、相手に歩み寄ることなら出来るんじゃないでしょうか。
少しだけど、考えや気持ちを共有することは可能なはず。
そう、たとえ相手が人殺しの集団であっても。
彼らを1人の人間…『仲間』と認め、同じ所に立ってみる。
もしかしたら、彼らの見る世界がちょっとだけ見えるかもしれない。
彼らが人を殺すに至った理由を、知ることが出来るかもしれない。

まぁ、罪を赦すかどうかは別の話ですけど。
クレインの選んだのは…そういう道なのかな?
とりあえず、私はそんな風に感じました。

何か肝心な部分が抜けてる気がしますけどね。

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ハイ、ということでいっぱい愚痴らせてもらいますよ←

何て言うかさー…
世界はいいとして、クレインはもうちょっと変わるべきなんじゃないの!?
自炊するようになっただけじゃん!
あれだけの人が死んだのに、何だよそれ…。

いや、温かいご飯は素晴らしいものだと思いますよ。
でも、最後に自炊をする主人公の姿を見せたかったのなら、
食事の素晴らしさを、皆と食べる喜びを、もっと魅せてほしかったです。
5話のアレじゃあ、それがいまいち伝わらない。
食事が、ただの栄養摂取でない事をもっとアピールしてほしかった。

あと、話は変わりますが、ザナドゥで出てきた青年と色っぽい姉さん。
『フラクタルがないと生きていけない人間もいる』ってことを描きたかったんなら、
もっと上手く印象付けるべきですね。
印象薄すぎて、名前すら覚えてないんですけど(苦笑)
まぁ、流石にそれは私の記憶力の問題なのかもしれませんが。
神谷さんと愛生さんが演じてたこと以外、頭に残ってないですよ…。

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それと、ディアスの目的がいまいち分かりませんでした。

モーランに抱きついた時、笑ってしまったのは私だけでしょうかw
寂しいって…モーランと同じく、誰にも愛されなかったってことが?
それがどう、「システムを破壊しよう」という考えに繋がってくるんですかね。
そこら辺の詳しい描写が、まったくと言っていいほどなかったですよ。
自分で想像しろってことでしょうか。

まぁ、描写が足りないのはディアスだけじゃないですし、今更言ってももう遅い。
そもそも、この作品に出てくるキャラは皆何かおかしい。
作りが粗すぎます。「1クールだから」っていうのは、理由になりませんよ。
結局『悪役』な感じのキャラ達が、全滅しただけじゃないですか。

そんでもって…どのキャラも台詞の言い回しがくどい。
何でもっと自然な感じに喋れないんですかね。
小説じゃあるまいし、何でいちいち凝った表現を使おうとするんだ。
説明口調ばっかで、聞いてるこっちも疲れるんですよ。

────とまぁ、まだまだ言いたい事はいっぱいありますけど、
全部愚痴なのでここらでやめにしておきますw
書いてる私も、読んで下さった方も、良い気分じゃないですしね。

では、キャスト&スタッフの皆さんお疲れ様でした。
そしてTB等送ってくださった方々、ありがとうございました!

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