第9話 『そんなの、あたしが許さない』 [魔法少女まどか☆マギカ]


本文はネタばれを含みます。ご注意ください。
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なんか…今まで『黒い黒い』言って、すみませんでした。

ちょっと今回は、急展開すぎておいてけぼり食らった感じなんですが、
キュゥべえが白だったということは分かりました。
まぁ、人によって意見は分かれると思いますが、
私は彼の言ってることは、道理が通ってるんじゃないかと思います。

ちょっと殴りたいとは思ったけど……w


では、以下レビューです ↓


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キュゥべえは宇宙人?

ついに魔女になってしまったさやか。
まどかは、その元凶を作ったとも言えるキュゥべえに憤ります。
が、何も彼は人間に悪意があるわけではなく…

全ては、宇宙の寿命を延ばすためにやっていたことだった!?

* = * = * = * = * =* = * = * = * 

宇宙全体のエネルギーは、根びりしていく一方
              ↓  
熱力学の法則にしばられないエネルギーを探し求める
              ↓  
そこで、彼らの文明は感情をエネルギーに変換するテクノロジーを開発
              ↓  
しかし、当の彼らが感情と言うものを持ち合わせていなかった
              ↓  
仕方ないのでこの宇宙の様々な一族を調査し、人類に目を付ける
              ↓  
最も効果が大きいのは、少女の希望と絶望の相互転移だということが判明
              ↓ 
そんなわけで、「僕と契約して魔法少女になってよ」

* = * = * = * = * =* = * = * = * 

何というSFチックな展開…

人間からしてみれば堪ったもんじゃないですが、
彼は、将来地球人が宇宙に進出したときの事を考えれば
悪くない取り引きだと思ってるみたいですね。

確かに、エネルギー製産量が消費エネルギーを上回るっていうのは、
魅力的だし、素晴らしいことかも。
だから、強い魔力を秘めているまどかには是非とも魔法少女…
いや、魔女になってもらいたいという気持ちも分からなくはないです。

「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて」

だからって、こんな言い方しなくてもいいのに(苦笑)

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さて、衝撃の事実はさておき…
まずはさやかをどう助けるかが、先決すべき問題ですね。

魔女になってしまった魔法少女が助かった前例はありませんが、
QB曰く「魔法少女はどんな不条理も成し遂げてしまう者」。
早速杏子はまどかに協力を要請し、
『さやかの心に呼び掛けよう』作戦を決行することに。

「馬鹿と思うかもしれないけど、あたしはね、
本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで諦めたくない」

そんなにさやかのことが大事なんですね…。
もう優しすぎて、先々週あたりからずっと死亡フラグ立ちまくりなんですが。
そして彼女はソウルジェムを使い、さやかの場所を特定。
ちなみに、さやかの肉体が腐らないようにしてあげてたりもしました。

ただ、盗みとかしてるから、単純に〝良い子〟…と言えない所が何とも言えない。

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「さやかちゃん。私だよ、まどかだよ!」

それにしても、まぁ、随分おどろおどろしくなったね…さやか(汗)

必死に呼びかけるまどかですが、彼女の声がさやかに届くことはありません。
あんなに好きだった上條君のことも、忘れちゃってるんでしょうか。

彼女の造り出した結界の中に、上條君の姿がありましたが、
顔は影で見えないようになってるんですよね。
彼のために魔法少女になったのに、その想いが消えちゃうっていうのは何とも…。

そして、挙句の果てに友達だったはずのまどかを殺そうとする始末。

これを見て、流石の杏子も彼女を元に戻すのは無理だと判断したようです。
まどかのことは後から来たほむらに任せ、
彼女は魂の力を全て使って、さやかに渾身の一撃を食らわせます。

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「心配するなよ、さやか。独りぼっちは寂しいもんな。
いいよ、一緒にいてやるよ、さやか」

結局、最後まで分かりあうことの出来なかった2人。
こんなに真面目な展開だっていうのに、
変身シーンの裸に反応してたとは、口が裂けても言えないぜ…←
自己嫌悪に陥りますw

杏子のシーンが終わると、今度はほむらとQBの会話シーンに。
今回はEDなしなんですね。

「佐倉杏子には、本当に美樹さやかを救える望みがあったの?」

「まさか。そんなの不可能に決まってるじゃないか」

さっきは「魔法少女に不可能はない」って言ってたじゃないか!

杏子はワルプルギスの夜の際に邪魔だから、
あえて止めることはしなかったって…。
ごめん、ちょっと殴ってもいいだろうか。
QBのことはどちらかと言えば好きなんだけど、殴ってもいいだろうか。

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う‐ん、まぁマミさんみたいな最期じゃなくて良かった。
それだけが、唯一の救いですね。

それにしても、宇宙やらエントロピーの法則やら色々出てきましたが、
何か唐突過ぎやしませんかね?
私以外にも、おいてけぼりくらった人がいるんじゃないかと思います。
ますます先が読めなくなってきました…。

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ドューハン

ども、おいてけぼり2号ですw
チョコっとお邪魔します!

もう、感涙モンでしたよね。杏子さんのハダ…い、いや
最期の台詞。彼女は登場の仕方がアレだったので
もっとドライな娘さんなのかと思ってましたが
やっぱり優しい良い娘でした…手癖はわるいケドww

>まぁ、人によって意見は分かれると思いますが、
>私は彼の言ってることは、道理が通ってるんじゃないかと思います。

それと、この意見には当方も賛成です。
〇〇の為に××を――は、人間もやりますもんね。
新薬開発の時とかに。…チョット意味合いは違うかもしれないケド。
それに、変に“犠牲になってくれ”とか
取り繕った言い方しなかったQB氏は、潔かったと思います。
だから、3発くらいで勘弁しとこうかとww

しかし、突然“宇宙人?”が黒幕みたいなノリは
同じシャフトさんの“ソウルテイカー”って作品思い出しました。
アッチはヒーロー物だったから、こんなには
驚かなかったですけどww

あと気になるのは、“ワルプルギスの夜”が魔女だったコトです。
規格外の魔女ってコトは、規格外の魔法少女だったってコトですかね?
まどかの他にもいたんだ…“規格外の人材”
意外とゴロゴロしてるんですかね???

でわでわ、コメント失礼致しました。
またどこかの記事におじゃましま~す!
by ドューハン (2011-03-05 18:27) 

ドューハン

度々スミマセン。
ソウルテイカー、タツノコプロでした。
新房監督だから思い込んじゃってました。
面目ないです……。
by ドューハン (2011-03-05 21:03) 

なるひゃ

おお、仲間がいた!
いつもコメントありがとうございます~。

>取り繕った言い方しなかったQB氏は、潔かったと思います。
>だから、3発くらいで勘弁しとこうかとww

あれ、結局殴るんですかw

「いつでも声をかけて」のシーンのQBは、
あっけからんとしすぎて、逆に清々しかったですよね。
まぁ、立場や価値観が違うから、どうしても彼の意見は
受け入れられなかったりするわけですが…。

ただ、ドューハンさんのおっしゃる通り、
私達人間も似たようなこと沢山してるんですよね。
例に挙げて下さった新薬開発なんかでは、
『希望を作り出すため』に動物が『犠牲』になってたりしますし。

しかも、彼らの同意を得ずにやってますから。
そう考えると、QBよりも私達の方が残酷ですね。

>同じシャフトさんの“ソウルテイカー”って作品思い出しました。

始めて聞きました…!
タツノコプロっていうと、ヤッターマンしか思いつかn((

それも新房監督の作品なんですね。
Wikiであらすじだけ読ませてもらいましたが、
随分とまた変わった作品のようでw
何だか濃そうだな~。

>あと気になるのは、“ワルプルギスの夜”が魔女だったコトです。
>規格外の魔女ってコトは、規格外の魔法少女だったってコトですかね?
>まどかの他にもいたんだ…“規格外の人材”

う‐ん、私はまどかがワルプルギスの夜なんじゃないかと思います。
まぁ、そうなると同じ時間軸にいるのはおかしな話ですが。
そこら辺は、魔法で何とかなるんじゃないかと←

QBのまどかへの入れ込みようを見ると、
そう“規格外の人材”ってのはいないんじゃないかなぁ。

もう、考えれば考えるほど、わけが分からなくなってきますw
頭がパンクしそうですよ…。
誰かヴィクトリカを連れてきてくれ!
by なるひゃ (2011-03-05 22:14) 

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