第3話 『野兎達は朝陽の下で約束をかわす』 [GOSICK]
本文はネタばれを含みます。ご注意ください。
画像はクリックで拡大されます。
悠木さんってまだ18歳だったのか…!
すみません、今更ですけど驚きましたw
そういえば、とある魔術の禁書目録の打ち止めや、
スタドラでミズノを演じてらっしゃる日高里菜さんはまだ16だとか。
最近は、若い声優さんがいっぱい活躍してますね。
いや‐、大したもんだ(遠い目
では、以下レビューです ↓
自分達の乗っている船が、
10年前の<QueenBerry号>事件を再現したものだと気づいたヴィクトリカ達。
いつ殺されるか分からないというギリギリの状況の中、
生き残った者たちがお互いに疑心暗鬼になっていた時、
イギリス人の俳優ネッドが突然、一弥たちの目の前で倒れる──────!?
船内に響く銃声──────────
撃たれたのは、一弥ではなくモーリスでした。
たまたま船室で見つけたという銃を使い、彼を撃ったジュリィ。
まぁ、そんな都合のいい話などあるはずもなく、
これで今回の事件の犯人が彼女だということが確定したわけですが…。
正直、犯人は前回の時点で予想できましたよね。
ただ、10年前にQueenBerry号で引き起こされた子供達の殺し合いの原因が
ネッドだったということと、一弥の戦闘能力が高かったことは、
果たして何人の人が予想出来たのかw
「ただ…ただ僕は君を助けたいんだ!」
突然襲いかかってきたネッドに、立ち向かう一弥が男前!
途中でやられそうになりましたが、ジュリィの手助けもあって何とか彼を撃破。
「ネッドちょっとカッコイイ」とか思ってた私は複雑です←
無事に一弥が戻ってきたのを見て、嬉しそうに笑うヴィクトリカが可愛いですね。
そういえば、彼女がずっと手を繋いでたのって一弥を守るためだったようで…。
何だ、すでにラブラブじゃないかw
その後、ヴィクトリが送った救難信号を受けて救助隊が到着し、
3人は無事救出されました。
海に反射する朝日を見て、微笑むヴィクトリカもまた可愛い!
「お嬢さん、お手を。名警部です」
今回はグレヴィールも登場~。自分で『名』警部って言っちゃうのかw
そのまま3人は彼に連れられ、警察署へ。
そこで、ジュリィが犯行に及んだ理由が明らかになりました。
10年前、QueenBerry号に乗せられた11の国籍の孤児達。
ジュリィはその中の1人でした。
言葉も習慣も違う彼らでしたが、皆で協力し、船から脱出する術を探します。
けれど、その絆は1人の少年の死によって、崩れてしまいました。
まぁ、実は彼はボールを使って一時的に脈を止め、
死んだ振りをしてただけなんですが…。
しかも、その少年っていうのがネッドだった!
彼は〝猟犬〟という役目を持っており、野ウサギである子供達を混乱させ、
殺し合いをさせるのが仕事だったんだとか。
そして、これは政府に雇われたロクサーヌが、未来を読むために行った占いでした。
彼女は、元々ウサギを使って占いをしていたらしく、
野ウサギ達の中に猟犬を放ち、どれが生き残るかによって未来を占うらしいです。
政府はサラエボ事件が起こった時に、どこの国が勝つか知りたかったんですね。
ちなみに、最後まで無傷で残った子供は4人。
国籍はフランス、イタリア、アメリカ、そしてソヴュール。
第1次世界大戦は連合国の勝利で終わったわけだから、占いは当たったということに。
そして、残った孤児達は、皆莫大なお金を貰ったんですが……
最後まで人を信じ、アラブ人の女の子を助けたジュリィが報われないなぁ(汗)
だからそのお金で船を買い、事件に関わっていた者達に復讐をしたと。
ネッドも何か事情があって歪んじゃったんだろうけど、そういう描写はないのね。
あ、そうそう。
ロクサーヌを殺したメイドは、10年前ジュリィが助けた子でした。
鏡を壊したのは、自分を占いの道具に使ったことに対しての意趣返し?
ほら、鏡って占いの道具に使われたりしますし。
もう少し、そこに触れてほしかったんですがね。忘れちゃってる人多そうだな‐。
とりあえず、また手柄を横取りしたグレヴィールをを止めてw
─────っていうか、腹違いのお兄さん!?
しかも、ブロワ家の妾だったヴィクトリカの母親は、政府に睨まれた危険人物。
ヴィクトリカは、屋敷の奥深くで隔離されて育ったそうで、
学園に入れられた今でもブロワの許可がなければ外に出られないんだとか。
「そして、また海にきらめく光を見よう?」
「約束だぞ」
まぁ、不自由はありますが、一弥のおかげで何だかヴィクトリカは楽しそう。
これからどういう風に彼と活躍するのか…気になるところですね。
コメント 0